2005.08.07「自己中心ではなく、他己中心で生きる」

先日、僕の嫁の舞がタクシーに乗って、面白い話を聴いたよって話してくれた。それは、舞が乗ったタクシーの運転手さんが、自分の車の前に同じ会社のタクシーが渋滞の中、入ってきたときのこと……。

「今、タクシーを入れてあげたじゃない。
 なんで、入れてあげたか分かる?」
「えっ!! 同じ会社だからですか?」

「違うよぉ!! 
 今、自分の車が実車だからだよ。
 もし、自分の車にお客さんが乗ってなくて、空車だったら絶対に空車のタクシーなんて入れるわけないじゃない!!」
「えっ、何で入れてあげないんですか?」

「だって、自分が空車でその前に空車のタクシー入れたら、先にお客さん取られちゃうでしょっ。だから絶対空車のタクシーは入れないよ。他のタクシーの運転手もみんあ一緒だよ」
「ふ〜ん……」

この話どっかで聴いたことのある話と一緒だなぁって思います。
それは天国と地獄の話です。
天国も地獄も環境はそんなに変わらない。
でも違うのはそこに居る人が違うのだそうです。

それがよく分かるのは、食事の時……。

天国でも地獄でも、食事の時には大きな鍋と、一人では絶対に食べられない長ーいお箸が置いてあって食事をするのだそうですが、天国では全員食べられるのに、地獄では一人も食べられない。

天国では、その長いお箸を使って、一緒に食べる人に周りにいる人が食べさせてあげるので、お互いに食べさせてもらいながら食事ができるのだそうです。

しかし、地獄では我先にとそのお箸を持ち、まずは自分がと食べようとするので、その長ーいお箸では絶対に食べられず、結局だれも食事ができないというお話です。

上記のタクシーの話を聴いた時、この話を思い出しました。
きっとこのタクシーの運転手さんは、お客さんが乗車するのを運だと考えているのでしょうね。

だからもし、自分の前で自分以外の他のタクシーがお客さんを乗せると、「あぁ〜あん時前にタクシー入れるんじゃなかったなぁ……。何で俺はいつもツイてないんだろう。運が悪ぃなぁ」って考えるでしょうね。

お客様に選ばれることを運として考えるから、そこから先へ自分の努力をしなくなり、結果いつも同じステージでの堂々巡りだと思います。もし、自分なりにどうやったら一度乗って頂いたお客様にもう一回乗っていただけるようになるのだろうと運ではなく、必然と考え努力してみれば、結果が変わっていくことを知らないのでしょう。

自己中心的に物事を考えれば、悪いことは全て環境のせいとなり、「何で俺だけ、いつもこうだよ」と問題の解決すら考えなくなります。しかし、他己中心的に「そうかこうなるのは、俺が皆さんから選ばれるように努力をしていないからだなぁ」と考えることができれば、きっと問題の解決が見えてくるはずだと思います。

そんなことを考えさせられる話でした。

そうそう、地獄に行った人が人が本当の地獄から抜け出せないのは、これも同じように自己中心的に「何で俺だけ地獄なんだ」と考えるからだそうです。自らこうなったのは自分自身が問題だったんだと、考え全てのことを改め反省し、この反省するきっかけをいただけたことに感謝した時、すーと天国にいけるそうです。

自己中心から、他己中心になりたいですね!!


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2005年08月07日 11:55 |日記 |コメント(1)




この記事へのコメント

あ! この天国と地獄の話、ワタミの渡邉社長の本で見ました!
「大きな丸いテーブルの中央に食事があって、そこに長ーい箸がある。地獄ではその食べ物を奪い合い殺し合いが始まり、天国では周りの人に食べさせあう。同じ環境や現象でも人によって世界は天国にもなるし、地獄にもなる・・・だから人がすべてなんだ」たしかそんな話でした。
香取さん流の解釈にも納得。
同じお話でも解釈の仕方もいろいろあるんですね!また一つネタが増えました^^

投稿者 : 中尾ゆうすけ at 2005年08月13日 00:52

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